平安時代の生活

平安時代の人はどのような生活をしていたのでしょうか?

平安時代の人はどのような生活をしていたのでしょうか?

現代の日本は生活が多様化していて、典型的なライフスタイルを一言では表現しきることができません。

 

しかし平安時代の貴族社会ではほとんど全員が似たような生活を送っていたと考えられています。

 

果たして彼らはどのように暮らしていたのでしょうか?

 

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朝はやることがたくさんあった

当時はいまのように電気がありませんでしたので、夜は早く寝て朝は早く起きるというのが一般的でした。

 

平安時代の貴族たちは、早朝にやることが非常に多いことから、ほとんどの人が午前3時頃には起床していたとされています。

 

実際にその時間になると御所の門が開く合図である開諸門鼓が鳴り響きます。

 

これを目覚まし代わりにして彼らは起きていたのです。

 

早起きをして、貴族たちは何をしていたのでしょうか?

 

平安時代は占いが日常化していました。そのため、さまざまな祈とうなどが生活の一部に組み込まれていたのです。

 

早朝に起きてからは何をするにもまず、自分が属するとされる星の名前をとなえるところからスタートします。

 

歯磨きや鏡のチェックを終えたらば、今度は西に向かってお祈りをします。

 

その後に暦を確認して吉兆の判断をし、その結果が良くなければ、外出を取りやめ人に会うことすらしないこともあったのです。

 

当然、仕事も休むことになりますが、占いによって全てが決められていた時代ですから何のお咎めもなかったようです。

 

貴族たちの仕事とは?

占いの結果によってはお休みをすることすらあった仕事ですが、実際のところ貴族たちはどのような仕事をしていたのでしょうか。

 

役職によってその仕事はさまざまですが、書類の作成や整理などといった事務仕事などが中心でした。

 

また、上司の間の橋渡しをしたり、会議などをしていたとされています。

 

現代でいうところのお役所的な仕事を、平安時代の貴族たちは行っていたわけですね。

 

とはいえ、今に比べると仕事の量は非常に少なく、遅くとも11時くらいには終了してしまっていました。

 

その後は特にやることもないので、自宅に帰り各々の私生活へと戻っていったようです。

 

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自由な趣味の時間を楽しんでいた

こうして見ると、平安時代の貴族は朝が早いものの、その後はゆったりとした生活をしていたことが伺えます。

 

実際に、昼ごろに帰宅をした後は仕事がありませんので、あとは寝るまでが自由時間ということになり、現代人からするととてもうらやましい生活です。

 

午後の自由時間には、蹴鞠やすごろくをしたり、和歌を詠むなど趣味的なことをしていたとされています。

 

ただし、これらがすべてただの遊びなのかといえば、そうとは限りませんでした。

 

貴族社会においては、教養をどれほど身に着けているかによってその人物の評価が決まりました。

 

そして、そういったことに長けている人は、社交界ではもてはやされ、職場においても重用される傾向にあったのです。

 

昼以降の生活は、一見すると遊んでいるように見えますが、ある意味では自分を高めるための修行の時間でもあったわけです。

 

食生活について

貴族社会が確立して、国風文化が発展した平安時代中期以降は比較的豪華な食生活を送っていたとされています。

 

主食は米が中心でしたが、時にはうどんやそうめんのような麺類を食すこともありました。

 

タンパク源の中心は魚介類でしたが、獣肉も割合が低いながらも食べることはあったようです。

 

当然ですが平安時代には冷蔵庫などありませんので、食材の保存が困難な時代でした。

 

そのため、タケノコや山菜などのような旬のものであったり、漬物や干物といった保存のきく食べ物を口にすることが多かったようです。

 

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