平安時代の人物

平安時代に活躍した代表的な人物とは?

平安時代に活躍した代表的な人物とは?

時代を動かす大きな活躍をする人物というのはいつの頃にもいるものです。

 

もちろん平安時代にも、文化的・政治的・新たな時代の幕開けを促した人物というのが存在します。

 

ここでは、平安の世に特に秀でた活躍をした人物たちをご紹介してみたいと思います。

 

スポンサーリンク

 

女房文学の中心的な女性たち

平安時代、国風文化の代表的なものの一つが女房文学の登場です。

 

元々、日本は文字を持たない民族であり、中国から輸入された漢字を使って硬い文章を記していました。

 

しかし、紫式部と清少納言という二人の女流作家の登場により、平素な文章と平仮名・カタカナという日本語をよりスムーズに表現しやすくした文字が一般的に使われるようになったのです。

 

それまでの文書といえば、公的なものや漢詩や和歌といったものしかありませんでした。

 

しかし、紫式部は恋愛小説の決定版とも言える『源氏物語』を、清少納言は名随筆として名高い『枕草子』を世に送り出したのです。

 

両作品ともに当時のベストセラーとして貴族の間で親しまれ、現代においても古文の授業だけでなく、趣味の愛読書の一つとして読まれています。

 

平安時代の想いが今の時代でも感じることができる、これは文字を通じたタイムスリップとも言えるものです。

 

そうした体験を現代人に届けてくれた二人の女流作家は、平安時代を代表する人物としてとりあげるにふさわしいと言えるでしょう。

 

スポンサーリンク

 

藤原氏の全盛期を築いた政治家

平安時代は貴族文化が大いに盛り上がった時代です。

 

そして、宮中においてはある一つの姓が大きな権力を持つこととなりました。それは藤原氏で、中でも藤原道長は栄華を極めた人物でした。

 

当時の日本は天皇を中心とした政治が行われていました。とはいえ、実権を握るのは関白や摂政といった地位に就く貴族たちです。

 

道長は右大臣、左大臣を経て、天皇の生母の勧めもあって摂政にまで上り詰めたのです。

 

なぜ道長はそこまで認められる人物となり得たのでしょうか?

 

それは自分の娘を次々と天皇の后として差し出したことにあります。つまり、政略結婚によって成り上がった人物なのです。

 

彼が詠んだ有名な和歌「この世をばわが世とぞ思ふ望月の…」は圧倒的な権力を手に入れた道長のあふれ出んばかりの自信が感じられる作品です。
クローズドな貴族社会の頂点に登り詰めた彼は、平安時代を彩った代表的な人物と言えるでしょう。

 

平安京遷都を実現した天皇

平安時代の始まり、それは平安京遷都からです。

 

語呂合わせに「泣くよ(794)うぐいす平安京」とあるように、この年を機に奈良時代から平安時代に移行することとなります。

 

遷都を行った人物は時の天皇である桓武天皇で、建議を持ちかけたのが和気清麻呂という貴族でした。

 

当時は仏教勢力が力を増してきていて、政治にまで口を出すというありさまでした。

 

中でも道鏡という僧侶が天皇位を譲り受けようとしていたこともあり、和気清麻呂の建議を受けて平安京遷都を桓武天皇が決定したのです。

 

仏教勢力を政治の場から遠ざけたことは後の国風文化の機運の高まりとも無関係ではありません。

 

中国から伝来した宗教を排除したことで、日本独自の文化を改めて見直すことができたからです。

 

そうした意味では、大きな時代の幕開けを先導した桓武天皇は、平安時代に活躍した人物の一人として挙げるべきと言えるでしょう。

 

スポンサーリンク

 

このエントリーをはてなブックマークに追加